2009/07/12
BUY TO LAST
数々の購読雑誌の中の一冊「The Atlantic」
今回の特集で興味深かった記事。
「BUY TO LAST」 By Ellen Ruppel Shell
アメリカに引越してから何度となく足を運ぶお店、IKEA。
シンプルで機能的な家具やキッチン用品などが
お手軽価格で手に入るお店。
スウェーデン人スタッフのさわやかな対応や
クリーンなイメージからは想像がつかないのだけれども・・・
IKEAについてのショッキングな事実
① 木材消費量世界3位
② 安い労働力を用いた不法的な森林伐採
③ パーティクルボードや松の木など、長く使用不可能な素材を多用
④ 税金の安い郊外に位置しているため(少なくともアメリカは)、
利用客のIKEAまでの往復平均距離は50マイル=80㌔。
イコール環境に優しくない
(ちなみにMy homeと一番近いIKEAまでの往復距離は65㌔)
⑤ 修理して長く使用できるデザインになっていないため、
多くの利用客は新しく買い換える傾向がある。
マサチューセッツ州の環境活動家、Wig Zamore氏によると
"IKEA is the least sustainable retailer on the planet"
(IKEAは世界で一番地球に優しくない会社である)
トップの人たちが真剣に将来の地球のことを考えるのは当然だけど
消費者ひとりひとりがもっと賢い買い物をする必要があるよね。
会社のポリシーやモノが作られている背景、使われている材料、
リサイクル可能かどうか、本当に必要としているモノなのか、とかね。
なーんてShopaholicの私に偉そうなことは言えないけど
そういえば月2回程度利用する日本食材を売っているスーパー。
往復56マイル=90㌔!!
もう納豆食べるのやめようかな・・・